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王国の文化

The Kingdom of Insufficientの文化的状況・奨励について。

情報についての王国の現状

The Kingdom of Insufficientには固有の国土がなく、国民も資金もなく、歴史もないため、連綿と伝わるような伝統性の芸能はありません。しかし、諸外国の情報に接する機会はいくらでもあるため、興味さえあれば芸能文化への関心意欲を満たすことは簡単であり、知識もそれなりに高い水準にあります。たとえばインターネットやテレビによって配信される情報は、居住国家の規制範囲内において享受の機会に恵まれていますし、場合によっては文化的なイベント、企業メセナにも参加することも可能です。
このように、The Kingdom of Insufficientは何も有さない国家でありながら、世界的な文化水準にまったくついていけていないという状況ではありません。国土や資金・歴史がなくとも健全かつ世界水準的文化享受は果たされているというのが、わが国の現状であり、誇りでもあるのです。

国王アン・サフィシアン

芸能の奨励

国王が個人的に関心の強い芸能は、特別に奨励されています。
ひとつは文芸です。小説の執筆は金も使わず創造的で、それなりに達成感のあるものです。とくに純文学については国王が「純粋な動機で書かれた文学」と定義し、どれだけ下手でも書くために書かれた作品は純文学として賞賛をうけ、どれだけ上手に書けても売るため・受賞のために書かれた作品はこきおろされます。国王自身の文章力の評価を曖昧にする施策であるとの声が高まっています。
もうひとつ奨励されているのが、日本の伝統芸能である落語です。特に関東・古典落語には、国王自身が建国以前に自虐と皮肉を習得するにあたり、並々ならぬ関心を持たれたとのことです。以前、王国では、国王の誕生日に国王が特に絶賛される黒門町(八代目・桂文楽)を、御祝として招聘する話がもちあがりましたが、すでに故人であったため実現できなかったという経緯があります。
これらは王国において盛んに奨励されていますが、特別保護の対象であるといった行政的な取り扱いがあるわけではありません。

国王アン・サフィシアン

スポーツ

王国ではスポーツも奨励されていますが、国王自身があまり身体を動かすのが好きではなく、芸能のように特に何かを盛んに奨励するという競技はありません。敢えて挙げるとするなら、体型を気にしだした国王がしばしば「歩かないと」と口にすることから、散歩が最も奨励されているといってもいいかもしれません。

国王アン・サフィシアン

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